T-Mobileは、新たなUncarrier Ampedサービス「Mobile Without Borders」で、無線通信業界に新たな風を吹き込み続けています。同社は米国の顧客に対し、メキシコおよびカナダとの間で、音声通話、テキストメッセージ、そして初めて4G LTEデータを含む無料電話ローミングを提供します。
9to5Mac:
ポストペイド、プリペイド、そして法人のお客様は、7月15日(水)からご利用いただけます。これは画期的な動きであり、米国と近隣諸国間の仮想的な境界線を事実上消し去るものです。
T-Mobileは「Simple Global」という同様の機能を提供していましたが、このプランでは国境を越えるとEDGEデータ速度まで速度が低下していました。Mobile Without Bordersでは、T-Mobileが提携している通信事業者がその地域でLTEサービスを提供している限り、ユーザーは4G LTE接続を維持できます。ただし、この機能はT-Mobileのウェブサイトに記載されているように、カナダとメキシコの一部の都市でのみ利用可能であることにご注意ください。
現在、T-Mobile ユーザーはカナダまたはメキシコにいる間はロールオーバー「Data Stash」にアクセスできませんが、その機能は今年後半にリリースされる予定です。
予想通り、T-Mobile の CEO ジョン・レジャー氏は、この機会を利用して競合他社を批判した。
「数十億ドルを投じてメキシコの通信会社を買収した後、AT&TのCEOは『メキシコと米国をカバーする初のシームレスなネットワーク』を約束しています。これは『他に類を見ない』、『消費者にとって他には提供できない』ものです。しかし、それは的外れです。AT&Tは最初ではありません。カナダへの接続を無料で提供するわけでもありません」と、T-Mobileの社長兼CEO、ジョン・レジャー氏は述べた。「私たちは『アンキャリア』のやり方でこれを実現しました。国境を越え、最高のLTEネットワークを提供する大手プロバイダーと提携し、今すぐシンプルなソリューションを構築し、そしてそれ以上の料金を請求しません。」
T-モバイルは本日、第2四半期の暫定的な財務結果を発表し、同四半期に顧客が210万人増加し、総加入者数が約5,900万人になったと発表した。