Appleは本日、従来のApple Watchモデルよりも大型のOLEDディスプレイを搭載した新型Apple Watch Series 10を発表しました。クパティーノに本社を置く同社は、これを「史上最大のディスプレイと最薄のデザイン」と表現しています。
新しいApple Watch Series 10の厚さはわずか9.7mmで、Series 9よりも約10%薄く、重量はステンレススチール製のSeries 9よりも20%軽量です。アルミニウムモデルも最大10%軽量です。Series 10では、従来のステンレススチールモデルに代わり、グレード5チタンモデルもご用意しています。
Apple Watch Series 10 はこれまでで最速の充電も提供しており、わずか 30 分で最大 80% まで充電できます。
Apple Watch Series 10は、新しいニューラルネットワークを採用し、通話時のバックグラウンドノイズを低減します。また、新モデルでは初めて、スピーカーから音楽やポッドキャストを再生できるようになりました。
新しい水深計は最大6メートルまでの水深を計測でき、プールやオープンウォータースイミングでの水温を表示します。新しい金属製の背面ハウジングにはアンテナが内蔵されています。
Series 10は、睡眠時無呼吸症候群（夜間に繰り返し呼吸が止まる症状）の症状がある場合にもユーザーに警告を発することができます。Appleは機械学習と臨床データを用いてこのアルゴリズムを開発し、臨床試験で検証しました。
Apple Watch Series 10の新しいS10 SiPは、薄型化を実現しながらも、パフォーマンス、電力効率、そしてインテリジェンスを追求して設計されています。S10 SiPには4コアのNeural Engineが内蔵されており、昨年導入されたダブルタップジェスチャー、デバイス上でのSiri、音声入力、ワークアウトの自動検出といったインテリジェントな機能を実現します。また、衝突検出や転倒検出、アップデートされたスマートスタック、デザインを一新した写真アプリの文字盤、watchOS 11の翻訳アプリといった重要な安全機能も搭載しています。
価格と販売状況
- オーストラリア、 カナダ、 フランス、 ドイツ、 インド、 日本、 UAE、 英国、 米国、その他 49 以上の国と地域のお客様は 、本日から Apple Watch Series 10 を予約注文できます。店頭販売は 9 月 20 日 (金) から開始されます。
- Apple Watch Series 10の価格は 399ドルから 。
- Apple Watch SEの価格は 249ドル （米国）から。
- 新しい Apple Watch バンドは、本日より apple.com/store および Apple Store アプリで注文可能となり、9 月 20 日金曜日より店頭販売が開始されます。
- watchOS 11は、9月16日（月）よりApple Watch Series 6以降で利用可能となり、iOS 18を搭載したiPhone Xs以降が必要です。すべて の機能がすべてのデバイスおよびすべての地域で利用できるわけではありません。
