NTTドコモのiPhone販売契約はどれほどの規模か? 元顧客の66%がiPhone購入を希望

NTTドコモのiPhone販売契約はどれほどの規模か? 元顧客の66%がiPhone購入を希望

今週、混乱の中で見落とされがちな発表の一つが、日本最大の携帯電話事業者であるNTTドコモが、ついにiPhoneを初めて顧客に提供することに合意したというものです。なぜこれがそんなに重要なのでしょうか? 実は、過去にNTTドコモを解約した顧客の66%は、iPhoneを提供している通信事業者に乗り換えたからなのです。

NTTドコモロゴ

TUAW:

どれほど問題なのでしょうか?調査会社カンター・ジャパンによると、ドコモを乗り換えた人の3分の2が、より環境に優しい選択肢を求めてiPhoneを購入したとのことです。かつて日本の携帯電話市場を席巻していたものの、シェアを縮小しているドコモにとって、これは大きな出来事です。しかし、今や日本国内でキャリア向けの販売網を完全網羅したアップルにとっても、これは大きな出来事です。

ドイツ銀行のアナリスト、クリス・ホイットモア氏は、Appleは2014年にiPhoneを1,000万台追加販売する可能性があり、その大半がフラッグシップモデルのiPhone 5sになる可能性があると予測しています。これにより、Appleの2014年の利益は1株当たり約2ドル増加する可能性があります。これは、通信事業者を1社追加することによるものです。