BrandZの2012年トップ100レポート(ロイター経由)によると、世界のトップ100ブランドのうちほぼ半数が大幅に価値を失っています。実際、ブランドがこれほど大きく価値を落としたのは、2009年の不況以来のことです。しかし、Appleはこうした予想を覆し、ブランド価値を19%上昇させ、世界で最も価値のあるブランドの地位を維持しました。
市場調査会社ミルワード・ブラウンが毎年まとめているブランドZ調査では、ブランドロイヤルティ、評判、テクノロジー、破壊的変化、「個性」など、さまざまなレベルでブランドを評価し、企業の財務価値を加味して最終的な順位を決定します。
レポートでは、スティーブ・ジョブズの死後もなお、Appleがブランド価値をこれほどまでに高めることができたことは特に印象的だと指摘されています。先見の明のあるリーダーを失ったにもかかわらず、ブランド価値がこれほど向上したことは、まさに驚異的です。
Appleは顧客満足度、売上、顧客ロイヤルティにおいて一貫して高い実績を誇っており、今回もトップに立ったことは驚くべきことではありません。Appleは、それぞれ2位、3位、4位、5位となったIBM、Google、マクドナルド、Microsoftのすぐ上位にランクインしました。
上位 100 ブランドとその価値の完全なチャートは、Millward Brown から直接ダウンロードできます (PDF、直接リンク)。