アップルの特許申請は、アップルマップの「階層化」の可能性を示している

アップルの特許申請は、アップルマップの「階層化」の可能性を示している

Appleは、自社のデバイス上で「レイヤー化」された地図の利用を検討している。米国特許商標庁(USPTO)に提出​​された申請書には、多数のレイヤーを備えた「インタラクティブマップ」の仕組みが示されている。

マップレイヤー_アップル特許アプリ2

ギガオム:

このマップ自体は、インターネットから取得した様々なコンテンツの「レイヤー」を地図上に表示できるプログラムです。Appleはレポートの中で、嵐の接近をユーザーに知らせる天気レイヤーを例に挙げています。 

その他のレイヤーには、ショッピング、通勤、観光などが含まれます。ユーザーが地域を検索する際には、これらのレイヤーが地図に反映され、検索のコンテキストが提供されます。また、これらのレイヤーには地理空間情報も組み込まれます。「観光」レイヤーでは、その地域にあるすべての歴史的建造物に関する情報が表示されます。

このアプリケーションには、地図のインタラクティブ機能も記載されています。地図上の地物やランドマークをタップすると、人口やランドマークの詳細情報などの情報にアクセスできる機能について詳しく説明されています。地図上の2点をタッチすると、その間のルートが作成されます。

AppleはiOS 6の登場以来、マップアプリの改良に継続的に取り組んできました。初期のマップアプリは、情報や地図、衛星画像の表示に誤りがあったため、当然ながら不評でした。その後、マップアプリは大きく改善されましたが、Appleの改良にはまだ道のりは長いと言わざるを得ません。