コー判事、アップル対サムスン訴訟でサムスンは端末販売データを開示する必要があると主張

コー判事、アップル対サムスン訴訟でサムスンは端末販売データを開示する必要があると主張

米連邦地方裁判所のルーシー・コー判事は、サムスンがさまざまな機器の具体的な販売数を公表しなければならないとの判決を下し、その情報を秘密にしておくという韓国企業の要求を却下した。

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8月24日、米国でのギャラクシー製品の販売禁止要請が却下された後、ギャラクシー製品の販売によって生じた損害に関して陪審員から10億5000万ドルの賠償金を勝ち取るよう命じられたアップルが、これに対する追加要求を行ったことを受けて、サムスンは情報を提供しなければならない。

訴訟の当事者双方は、販売数やその他の内部情報を秘密にしようと繰り返し試みてきたが、コー氏は、そうする正当な理由がないとして、これらの要求のほとんどを一貫して拒否してきた。しかし、コー氏は、サムスンが控訴するまで、同社の携帯電話2機種の1台当たり営業利益を示す文書の公表を延期するよう求める同社の要請を認めた。

サムスンが発表する数字は、米国の携帯電話市場におけるサムスンの成功について何を物語るのかを知る機会となり、舞台裏を改めて垣間見る機会となるだろう。