水曜日の記者会見でアップルは2011年第2四半期の利益が59億9000万ドルと巨額であると発表したが、その際ティム・クック氏はスティーブ・ジョブズ氏が「できるだけ早く」アップルのCEOとしてフルタイムで復帰したいと考えていることを明かした。
ティム・クック氏は、2011年1月に健康上の理由でジョブズ氏が無期限の休職に入って以来、ジョブズ氏に代わってCEO代行を務めている。ジョブズ氏が傍らから経営上の決定を下すことは止められなかったが、ジョブズ氏はもっと積極的に行動したいと考えている。
「彼はまだ病気休暇中ですが、定期的に面会しています。彼は引き続き主要な戦略的決定に関わっています。彼ができるだけ早くフルタイムで復帰したいと思っていることは分かっています」とクック氏は述べた。
ジョブズ氏の休職理由はまだ明らかになっていない。ジョブズ氏は2009年4月に肝臓移植手術を受けている。
ジョブズ氏は3月のiPad 2発表会のステージにカメオ出演し、歓迎されたが、フルタイム復帰の日程はまだ決まっていない。