モルガン・スタンレーのアナリスト、ケイティ・ヒューバティ氏は最近の投資家向けレポートで、AppleのiPhone 6とiPhone 6 Plusが年末商戦期の売上高を過去最高水準に押し上げる可能性があると述べた。また、同氏は同四半期のMacの売上も好調になると予想している。
マックルーマーズ:
他のアナリストの予測と同様、ハバティ氏と彼女のチームは、12月のホリデーシーズンのiPhone販売台数が6,900万台に達し、昨年の2014年第1四半期の5,100万台という四半期記録を上回ると予想している。
ヒューバート氏は、IDC が予測した Apple の 2015 年第 1 四半期 (2014 年暦年第 4 四半期) の Mac 販売台数が 580 万台という数字はほぼ正しいはずだが、マイナス要因としては、iPad の需要は前年比で弱いままで、同四半期の販売台数は 2,200 万台となり、2014 年の同四半期の 2,600 万台からわずかに減少すると見ている、と述べている。
ヒューバティ氏はまた、AppleがiPhoneの「スーパー」買い替えサイクルの瀬戸際にあると予測しており、新型iPhoneへの買い替えが増加すると見込んでいる。モルガン・スタンレーのアルファワイズ調査によると、iPhoneユーザーの35%がiPhone 4S以前の機種を所有しており、今後2年以内に新型iPhoneへの買い替えを検討する有力候補となっている。
ヒューバティ氏は、Apple Watchの需要も堅調に推移すると予測しており、発売第1四半期で300万台が出荷された。このウェアラブルデバイスはiPhoneユーザーに人気が高まり、2015年には販売台数が3,000万台に達する可能性がある。
Appleは1月27日(火)に2015年第1四半期(2014暦年第4四半期)の決算を発表します。決算発表は太平洋標準時午後1時30分頃(東部標準時午後4時30分頃)に行われ、その後、太平洋標準時午後2時(東部標準時午後5時)から電話会議が行われます。いつものように、MacTrastが決算情報をお伝えし、情報が入り次第お伝えします。