Microsoft Office 2016 for Mac が 64 ビット版にアップデート

Microsoft Office 2016 for Mac が 64 ビット版にアップデート

4月に発表された通り、MicrosoftはMac向けOffice 2016(生産性向上スイート)の32ビット版から64ビット版への移行を開始しました。Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNoteを含むこのスイートをご利用のユーザー向けに、アップデートの提供が開始されています。

Microsoft Office 2016 for Mac が 64 ビット版にアップデート

エンガジェット:

AppleのデスクトップOSはしばらく前から64ビット版ですが、Windowsでは依然として32ビット版と64ビット版のどちらかを選択できます。今回の最新アップデートにより、Office 2016 for Macは64ビットサポートに完全移行します。Microsoftによると、これによりパフォーマンスが向上し、新機能が利用可能になるとのことです。

新しいアップデートは現在ロールアウト中で、Office 365(一般向け、コンシューマー向け、法人向け)をご利用のユーザーには、アップデートが利用可能になったことを通知する通知が届き始めるはずです。Officeアプリの起動時にアップデート通知が届かない場合は、アプリのメニューからアップデートを確認してください。通知を受け取るまでに数回の試行が必要でした。

Microsoftは、Office for Macユーザーに対し、生産性向上スイートの64ビット版への切り替えにより、アプリで使用しているサードパーティ製アドインに影響が出る可能性があると警告しています。そのため、プラグインの開発者にアップデートが利用可能かどうかを確認してください。開発者はアドインを64ビット版Officeに対応させるのに数か月の猶予を与えていますが、念のため確認することをお勧めします。