CBSの会長兼CEO、レス・ムーンベス氏は、自社ネットワークの番組がDirecTV nowのストリーミングサービスに近々追加される可能性を示唆した。CBSは、この新サービスを通じて視聴者に配信することで合意に至っていない、大手4社ネットワークの中で唯一のネットワークである。(The Verge経由)

「AT&Tと契約できると確信しています」と、AT&Tの新しいテレビストリーミングサービスについて問われたムーンベス氏は述べた。「『ゴッドファーザー』で彼らが言っていたように、『我々は非常識な人間ではない』のです」。ムーンベス氏は本日、UBSグローバル・メディア・コミュニケーションズ・カンファレンスで講演した。
「(DirecTV Nowは)当初は明らかに赤字になるだろう」とムーンベス氏は述べた。「80チャンネルで35ドルという料金では、長く続くはずがない」
CBSがDirecTV Nowサービスに参入することで、同社のプレミアムチャンネルShowtimeも同サービスに加わると考えられているが、ムーンベスCEOは、視聴者が現在HBOとその姉妹サービスであるCinemaxに支払っている月額5ドルの料金をShowtimeにも期待すべきではないと示唆した。CBSのCEOは、交渉には「経済的要因」以外にも考慮すべき点があると指摘した。
ムーンベス氏はまた、CBSの番組は、まだ発表されていないYouTube Liveテレビストリーミングサービスでも視聴可能になる可能性が高いともコメントした。