Apple、開発者向けにwatchOS 3.2アップデートを公開 ― シアターモードやSiriKitを搭載

Apple、開発者向けにwatchOS 3.2アップデートを公開 ― シアターモードやSiriKitを搭載

Appleは月曜日、開発者向けにwatchOS 3.2の新しいベータ版をリリースしました。この新しいベータ版には、待望の「シアターモード」とSiriKitが含まれています。watchOS 3.2のベータ版は開発者のみに提供されます。

Apple、開発者向けにwatchOS 3.2アップデートを公開 ― シアターモードやSiriKitを搭載

アップデート(ビルド14V5205d)は、iOS 10以降を搭載したiPhoneの専用Watchアプリから開発者がダウンロードできます。「一般」→「ソフトウェア・アップデート」からアクセスできます。Apple Watchのバッテリー残量が50%以上で、Apple Watch充電器に接続され、iPhoneの通信範囲内にある必要があります。

シアターモードを使用すると、Apple Watchのサウンドを素早くミュートし、手首を上げても画面が起動しないようにすることができます。シアターモード中でも通知(触覚通知を含む)は受信でき、画面をタップするかデジタルクラウンを押すことで確認できます。

watchOS 3.2にはSiriKitが搭載されています。ユーザーはApple WatchのSiriに、配車の予約、メッセージの送信、決済など、アプリが処理できるリクエストを送信できます。特定のドメインでサービスを提供するアプリは、SiriKitを使用することで、watchOS上のSiriからそれらのサービスを利用できるようになります。サービスを利用可能にするには、開発者はIntentsおよびIntents UIフレームワークを使用して、1つ以上のApp Extensionを作成する必要があります。watchOSのSiriKitは、以下のドメインのサービスをサポートしています。

watchOS の SiriKit は、次のドメインのサービスをサポートしています。

  • メッセージング
  • お支払い乗車予約
  • ワークアウト
  • 呼び出し
  • 写真を検索

SiriKit をサポートし、ユーザーにサービスにアクセスする新しい方法を提供する方法を知りたい開発者は、SiriKit プログラミング ガイドを読む必要があります。