Apple WatchのwatchOS 3.2ベータ版に新機能「シアターモード」が登場

Apple WatchのwatchOS 3.2ベータ版に新機能「シアターモード」が登場

Apple は、watchOS 3.2 の最初のベータ シードを開発者にまだリリースしていませんが、少し早めに、今後の新機能を強調した次期リリースのリリース ノートを公開しました。

リリースノートによると、iOS 10.3でiPhoneに搭載されると噂されていた「シアターモード」が、Apple Watchに搭載されるようです。リリースノートではwatchOS 3.1.3の一部機能と記載されていますが、Apple Watchではオプションとしてはまだ表示されていません。

watchOS 3.1.3で導入されたシアターモードを使用すると、Apple Watchのサウンドを素早くミュートし、手首を上げても画面が起動しないようにすることができます。シアターモード中でも通知(触覚通知を含む)は受信でき、画面をタップするかデジタルクラウンを押すことで確認できます。

watchOS 3.2 では、Apple Watch に SiriKit も導入されます。

watchOS 3.2にはSiriKitが搭載されています。ユーザーはApple WatchのSiriに、配車の予約、メッセージの送信、決済など、アプリが処理できるリクエストを送信できます。特定のドメインでサービスを提供するアプリは、SiriKitを使用することで、watchOS上のSiriからそれらのサービスを利用できるようになります。サービスを利用できるようにするには、IntentsフレームワークとIntents UIフレームワークを使用して、1つ以上のApp Extensionを作成する必要があります。watchOSのSiriKitは、以下のドメインのサービスをサポートしています。

  • メッセージング
  • 支払い
  • 乗車予約
  • ワークアウト
  • 呼び出し
  • 写真を検索

SiriKit をサポートし、ユーザーにサービスにアクセスする新しい方法を提供する方法については、「SiriKit プログラミング ガイド」をお読みください。

リリースノートには、watchOS 3.2の機能として、WatchKitフレームワークの強化とAVAudioPlayer APIも記載されています。Apple Watch OSの新しいベータ版はまだリリースされていませんが、iOS、macOS、tvOSの新しいベータ版は本日リリースされたため、watchOSの新しいベータ版もまもなく利用可能になることを期待しています。