水曜日の報道によると、バスケットボールのスター選手でサムスンの広告塔でもあるレブロン・ジェームズは、5月にアップル社がヘッドフォンメーカーのビーツ・エレクトロニクス社を30億ドルで買収した際に、同社株の一部から3000万ドルもの大金を手にしたという。
AppleInsider:
ESPNは、事情に詳しい関係者の話として、ジェームズ氏が2008年に、当時まだ新興企業だったBeatsのヘッドフォンのプロモーションと引き換えに、同社の株式を少額取得する契約を結んだと報じている。詳細は不明だが、先月AppleがBeats ElectronicsとBeats Musicを30億ドルで買収した際、ジェームズ氏は同社の株式取得によって現金と株式で3000万ドル以上を獲得した。
約3,000万ドルという金額は、プロスポーツ選手が得た株式現金利益としては史上最大額だと考えられている。
Beatsは先週、Appleの最大のライバルであるSamsungとの関係にもかかわらず、ジェームズを今後の広告に起用する予定であると発表した。しかし、Appleはこの決定についてまだ意見を明らかにしていない。NBAスターのジェームズは、Samsungのモバイルデバイスの広告に数多く出演している。
ジェームズは、ブラジルのサッカースター、ネイマール・ダ・シルバ・サントス・ジュニアが出演したビーツのワールドカップ広告に出演した。このコマーシャルは、アップルによるビーツ買収後に最初に放映されたコマーシャルの一つで、同社のヘッドフォンがアップルのiOSデバイス専用に使用されている様子が紹介された。
ジェームズは、アップルによるビーツ買収で受け取った3000万ドルに経済的な安心感を抱くことができるだろう。マイアミ・ヒートが、すでに強力なチームにニューヨーク・ニックスのカーメロ・アンソニー選手を加えようとする試みの一環として、ジェームズは近々給与カットを受けると予想されているからだ。