アップル、2012年第4四半期決算を発表:売上高360億ドル、純利益82億ドル

アップル、2012年第4四半期決算を発表:売上高360億ドル、純利益82億ドル

Apple 社は、2012 年度第 4 四半期の収益を発表した。この電子機器大手は、収益 360 億ドル (第 3 四半期は 350 億ドル、前年同期は 282.7 億ドル)、利益 82 億ドル (第 3 四半期は 88 億ドル、2011 年度第 4 四半期は 66.2 億ドル) で、1 株当たり希薄化後利益は 8.67 ドルとなった。

テッククランチ:

フォーチュン誌のフィリップ・エルマー=デウィット氏が本日指摘したように、アナリストたちはCEOのティム・クック氏がiPadの販売台数が1億台を超えたと発表したことを受けて、予想を調整している。これは、アナリストたちが予想していた野心的なiPad販売台数の一部が的外れだったことを示唆している。当初の利益コンセンサスは、EPSが8.84ドル、売上高が362億ドルとされていたが、最終的にはEPSが8.75ドル、売上高が358億ドルに下落した。Appleは売上高に関しては辛うじて予想を上回ったものの、利益に関しては予想を下回った。ただし、予想がバラバラだったことは留意すべきだろう。

アップル自身の予想はいつものようにアナリストより控えめで、同社CFOのオッペンハイマー氏は、アップルは約340億ドルの売上高と、希薄化後EPSが約7.65ドルになると予想していると述べた。

Appleは、第4四半期の携帯電話販売台数が合計2,690万台だったと発表した。これは第3四半期の2,600万台からわずかに増加したものの、ウォール街の予想には及ばなかった。AppleはiPhoneの販売台数をモデル別に集計していないため、販売台数2,690万台のうちiPhone 5が何台だったかは公表していない。iPadの販売台数は今四半期減少し、1,400万台となった。

今四半期は Apple にとって良い点も悪い点もあるようですが、ホリデー ショッピング シーズンが近づいており、Apple は最近ほぼすべての製品ラインを刷新したため、ホリデー セールスの数字は印象深いものとなり、同社にとって 2013 年第 1 四半期は素晴らしいものとなるはずです。

株主の皆様は、2012 年 11 月 12 日の営業終了時点で株主である場合、2012 年 11 月 15 日に 1 株当たり 2.65 ドルの配当金を受け取れることにご留意ください。