アップルとサムスンの間で迫りくる特許争いを前に、世間の心を掴む戦いで優位に立とうとする努力の一環として、クパチーノの同社は初代iPhoneの開発に関する詳細を漏らしているようだ。
Appleの上級ソフトウェアエンジニアであるグレッグ・クリスティ氏はウォール・ストリート・ジャーナル紙に対し、初代iPhoneの開発について語った。また、Appleはクリスティ氏がインタビューで言及した窓のない秘密の部屋の写真も公開した。
最初のiPhone会議が行われたこの部屋は、極秘の端末開発に携わるために最初に採用されたApple社員の一人であるクリスティー氏にとっては「聖地」だと考えられている。
天井から吊るされた蛍光灯に照らされた窓のない部屋が、何か特別なものだったわけではない。クリスティーは、隣のバスルームの浸水による水害の跡が壁に残っていたことを思い出した。壁には、有名なグラフィックデザイナー、ポール・ランドが描いたアップルの「Think Different」ポスターや、首のない大きな鶏が走り回っている写真など、いくつかの絵が飾られていた。
「Think Different(違うことを考えよう)」。そう、iPhone チームは間違いなくそれを心に留めていました…
( 9to5Mac経由)