フランスのサイトLesEchosのレポート ( iPhon.fr経由 ) によると、Apple Pay は今年末までにフランスで導入される予定だが、少数の大手銀行から始まり、段階的に導入される予定だという。
9to5Mac:
サービスが最初に開始されてから国内で広く利用できるようになるまでには3～5か月かかると予想されており、9月までには試験的な開始が行われる可能性がある。
報道によれば、Appleとフランスの銀行との交渉は遅々と進んでおり、Appleが手数料から得る利益が今後の交渉の最大の障害となっている。(フランスの銀行は一般的なクレジットカード取引で9セントを受け取るが、Appleは銀行の取り分5セントを利益として得ようとしている。)
フランスの銀行は、Appleの要求に対して「あなたが彼らのためにやったのだから、私たちのためにもやってください」というアプローチを取っていると言われており、中国市場を例に挙げている。中国では、Appleが現在米国の銀行に課している0.15%の手数料の半分だけを取ることに同意したと報じられている。
