報道:Apple、iTunes/Apple TV向けオリジナルコンテンツの制作を検討中

報道:Apple、iTunes/Apple TV向けオリジナルコンテンツの制作を検討中

Appleは、AmazonやNetflixなどのストリーミングサービスに倣い、iTunesとApple TV向けに独自のメディアコンテンツを制作する計画があると報じられています。競合する両サービスは、独自の映画やテレビ番組の制作で大きな成功を収めています。

報道:Apple、iTunes/Apple TV向けオリジナルコンテンツの制作を検討中

 9to5Mac:

The Streetの寄稿記事によると、Appleは現在、その一歩を踏み出そうとしているという。同記事によると、Appleは2015年末に「ハリウッドのクリエイティブコミュニティのメンバー」と協議し、iTunesライブラリ限定コンテンツとしてオリジナルテレビ番組を制作したいと考えているという。これらの新しいテレビ番組は、将来的にApple TVのケーブルテレビ定額サービスの一部となる可能性がある。

報道によれば、現時点で番組の制作はまだ依頼されておらず、Apple は依然として制作の初期段階にあり、そのような可能性のあるプロジェクトについて会議を行っているとのことだ。

クパチーノに本社を置くこのテック大手は昨年末、ハリウッドのクリエイティブコミュニティに打診を開始したが、この動きに詳しい2人の関係者によると、まだ契約には至っていない。関係者の1人によると、計画の一つは、iPhone 7の発表が見込まれる9月に、ケーブルテレビのようなサービスの一環として独占コンテンツを発表できるよう、契約を締結することだという。

AppleがApple TVセットトップボックス向けのストリーミングテレビサービスを開始する計画を進めているとの噂は以前からあったが、テレビ局や他のコンテンツプロバイダーからの抵抗により、プロジェクトは遅れていると言われている。独自コンテンツを開発することで、テレビ局との交渉においてAppleはある程度の優位性を獲得できるだろう。

Appleは、HBOを所有するTime Warnerの買収にも関心を示しているとの噂もある。HBOは「ゲーム・オブ・スローンズ」や「アントラージュ」など、自社番組の多くを制作している。HBOをApple傘下に収めることで、Appleのあらゆる番組制作活動は大きく前進するだろう。

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