木曜日の報道によると、アップルは、人気のセットトップボックス用のユニバーサルデジタルテレビガイドを開発することで、Apple TVの提供内容を改善しようとしているという。
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Appleは、Apple TVボックスとiPhoneなどの他のAppleデバイスの両方で動作するデジタルテレビ番組ガイドの作成について、テレビ番組制作会社や他のビデオ会社と話し合いを始めた。
Appleは、Netflix、HBO、Showtime、ESPNといったコンテンツプロバイダーが提供する、Apple TVで視聴可能な多数のテレビチャンネルにおけるあらゆるコンテンツの発見性向上を目指しています。このデジタルガイドは、各プロバイダーのアプリを個別に起動することなく、各チャンネルで視聴可能なコンテンツに関する情報を提供します。このガイドにより、視聴者はSiri Remoteをワンクリックするだけで、どのプロバイダーのテレビ番組や映画でも視聴できるようになります。
業界筋によると、Appleの計画は昨年開始を目指していたテレビサービスの発展形だ。違いは、2015年にはAppleがテレビ番組を消費者に直接販売し、有料コンテンツを簡単に見つけられる新しいインターフェースを提供しようとしていた点だ。
現在、Appleはインターフェースの開発に取り組んでいる。プログラマー、販売代理店、そして顧客が、金銭面を自分たちで解決できるようにしているのだ。
Recodeによると、Apple が今年初めに発表したシングル サインオン機能は、ユーザーが一度サインインするだけでケーブル認証を必要とするすべてのアプリにアクセスできるようになるもので、今年後半にデバイスに初めて搭載される tvOS 10 の機能になる予定だが、これは Apple の Apple TV ガイド計画の第一歩に過ぎないという。
AppleはすでにSiriのユニバーサル検索機能に使用している情報を通じてテレビ番組ガイドに必要なデータの多くを保有しているが、クパチーノの同社は完全なガイドにするために追加のメタデータを要求していると言われている。
テレビ番組ガイドは視聴者にとって非常に便利になるが、Recodeに話を聞いたテレビ局幹部らは提案された機能にあまり乗り気ではなかった。
彼らは、個々の番組を見つけやすくするというアイデアには賛成だが、消費者の注目を個々のアプリからユニバーサルガイドに移すことで、他の番組を宣伝する力が弱まるのではないかと懸念している。
また、アップルの計画は、自社のガイドを通じてテレビのナビゲーションを制御することに慣れているコムキャストやチャーターなどの有料テレビ配信会社を怒らせるだろうと指摘する人もいる。
アップル社はこの件についてコメントを拒否した。