アーロン・ソーキン:「ティム・クックと私は少しやりすぎた」

アーロン・ソーキン:「ティム・クックと私は少しやりすぎた」

今月初め、ティム・クックは「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」に出演し、アーロン・ソーキンが脚本を手掛ける近日公開予定の「スティーブ・ジョブズ」映画について、「多くの人が日和見主義になろうとしていると思うが、私はそれが嫌いだ。これは我々の世界の素晴らしい部分ではない」と語った。

アーロン・ソーキン:「ティム・クックと私は少しやりすぎた」

するとアーロン・ソーキンは、左ジャブで反撃した。「…中国に、1時間当たり17セントで携帯電話を組み立てている子供だらけの工場があるのに、他人を日和見主義者と呼ぶなんて、よくも度胸があるものだ。」

ソーキン氏はその後、コメントを少し控え、E! Newsとのインタビューで次のように述べた。

「正直に言うと、ティム・クックと僕は少しやりすぎたと思う。ティム・クックには謝罪する。彼がこの映画を観て、僕が彼の製品を楽しんでいるのと同じくらい楽しんでくれるといいな。」

ティム・クック氏からの返答はまだない。

ソーキン監督の『スティーブ・ジョブズ』は来月公開予定で、ジョブズ役を演じるマイケル・ファスベンダーがアカデミー賞主演男優賞にノミネートされる可能性があるとすでに話題になっている。

この映画はベストセラーのウォルター・アイザックソンの伝記に基づいているが、クック氏はこの本は自分が知っているスティーブ・ジョブズについてのものではないと述べ、「私がそこで読んだ人物は、私がずっと一緒に働きたいとは思わなかった人物だ」と語っている。