オーストラリアで最近、サムスンのGalaxy Tab 10.1の販売を禁止する差し止め命令が出されたことを受け、ブルームバーグは、オーストラリアの控訴裁判所が現在この事件を審査中であると報じている。
この事件を担当する判事らは、この差し止め命令の公平性に懐疑的な姿勢を示しており、来週初めに裁判所が判決を下せば、すぐに禁止措置が解除される可能性があると示唆している。
この差し止め命令はもともとアップルが提出したもので、同社はサムスンが自社のデザインを露骨にコピーし、自社の知的財産権を不当に利用していると主張していた。
差し止め命令の解除がAppleに大きな損害を与えるかどうかについては疑問が残るが、Galaxy Tab 10.1はiPadと非常によく似ており、完全な裁判は3月まで行われない予定だ。
