これまでにもiPhoneをめぐるかなり過激な話はいくつかありましたが、これはその中でも特に過激かもしれません。バークレー警察署長のマイケル・ミーハン氏は、息子のiPhoneが盗まれたと聞いて、とっさに行動を起こすことを決意しました。しかも、なんとも過激な行動です。警察署の麻薬対策班員10名を動員し、iPhoneの捜索に乗り出しましたが、なんと回収にすら成功しませんでした!
サンフランシスコ・クロニクル紙は次のように報じている。
1月11日、ミーハンさんの息子がバークレー高校のロッカーからiPhoneを盗まれたと通報した。そのiPhoneには追跡ソフト(おそらく「iPhoneを探す」)が搭載されていた。カスミス署長は自身のiPhoneを財産犯罪担当の巡査部長に見せ、巡査部長は部下と麻薬対策班の警官を派遣して紛失したiPhoneの捜索にあたったと、カスミス署長は述べた。
ノースオークランドの55番街とサンパブロ付近で携帯電話の位置情報の更新信号が途絶え、携帯電話は見つからなかった。
メアリー・クスミス巡査部長はまた、捜索のために4人の刑事に残業代が支払われていたことも明らかにした。ミーハン氏は既に勤務時間外に記者宅に警官を派遣したことをめぐり論争に巻き込まれており、この件は莫大な費用がかかる可能性がある。ミーハン氏はサンフランシスコの法律事務所の捜査を受けており、バークレーは2万5000ドルの弁護士費用を負担している。