Apple、次期テレビにEPIXを採用か

Apple、次期テレビにEPIXを採用か

ロイター通信によると、Appleは今年初め、大手3スタジオが支援するケーブルテレビ・インターネットストリーミングサービスEPIXが所有する映画のストリーミング配信について協議を開始した。関係者によると、Appleはテレビを含む複数のデバイスでコンテンツをストリーミング配信したいと考えているという。

ロイター通信:

テレビに接続してネットフリックスやMLBチャンネルのオンラインコンテンツをストリーミングできる99ドルのセットトップボックスを現在販売しているアップルは、ライオンズゲート・エンターテインメント社、MGM社、バイアコム傘下のパラマウント・ピクチャーズ社が設立3年のEPIXと協議を開始した。

ロイター通信によると、関係筋は、これらの合意はアップルのセットトップボックスに加え、今後発売されるコンテンツストリーミング対応デバイスにも適用されると述べた。アップルは今年後半か来年初めにテレビ製品を発表すると予想されている。

アップルは過去1年間、ハリウッドの有名コンテンツの確保に苦戦してきた。EPIXとの交渉はまだ初期段階にあり、合意にはまだ至っていないと情報筋は語った。

交渉は難航する可能性がある。EPIXは2010年にNetflixと契約を結んでおり、Netflixは2,340万人のユーザーに映画をストリーミング配信する権利に対して年間2億ドルを支払っている。この契約により、Netflixは9月まで独占ストリーミング配信権を獲得することになる。

Appleは「憶測」としてコメントを控えた。NetflixとEPIXの広報担当者もコメントを控えた。