市場調査会社DisplaySearch の新しいレポート ( CNET および ZDNet Korea経由)によると、2014年第1四半期では、SamsungがAppleの9.7インチiPadディスプレイパネルの最大のサプライヤーだったという。この韓国企業は、iPad Airと第4世代iPadで使用されたRetinaディスプレイパネルを520万台出荷した。
MacRumorsによると、 Samsung のパネルは Apple の 9.7 インチ ディスプレイの 62% を占め、長年のパートナーである LG Display は 320 万台のディスプレイを出荷し、全体の 38% を占めているという。
2013年8月にAppleはiPadディスプレイの主要パートナーとしてSamsungを選んだと報じられており、10月には、シャープとLGディスプレイの歩留まりが低いという苦戦を強いられる中、AppleはRetina iPad mini用ディスプレイの製造をSamsungに依頼したとの報道もあった。
アップルは、モバイル機器市場におけるサムスンとの競争や法廷闘争を背景に、部品サプライヤーとしてのサムスンへの依存度を下げる方法を模索していると長らく報じられてきた。しかし、アップルは未だに、サムスンに代わる信頼できるサプライヤーを満足のいく形で見つけることができていない。