今月初めにサンフランシスコで開催された Apple の大規模な WWDC 2016 のチケットを入手できなかった開発者で、セッションのビデオを見たけれど重要なポイントをいくつか見逃したと感じている人は、各セッションのトランスクリプトを提供する非公式アプリがあることを知って喜ぶだろう。
「WWDC」はmacOSネイティブアプリで、各セッションのトランスクリプトを提供しています。トランスクリプトは、各講演の公式動画と並行してストリーミング再生されます。動画の再生中は字幕がスクロール表示されるため、動画に集中しながら簡単に内容を追うことができます。トランスクリプトは検索可能なので、詳しく学びたいセクションに簡単にスキップできます。
検索機能と共有機能を提供
このアプリには強力な検索機能が搭載されています。アプリを初めて起動すると、動画データベースのインデックスが作成され、ASCIIWWDCからトランスクリプトがダウンロードされます。そのため、検索時にはセッションのタイトルや説明だけでなく、プレゼンターがセッションで話した内容からも検索結果を得ることができます。
Macの速度とインターネット接続状況にもよりますが、ダウンロードとインデックス作成には数分しかかかりません。特定のセッションのビデオへの直接リンクを共有することもできます。リストからセッションを選択し、通常通りCMD+CでURLをコピーするか、右クリックメニューをご利用ください。
WWDC 4.3 がリリースされました！@ASCIIwwdc のおかげで、2016 年のトランスクリプトが公開されました 🙂 https://t.co/X4vjZOE77a #WWDC #macOS pic.twitter.com/VZUu6XebYt
— ギリェルメ・ランボー (@_inside) 2016年6月26日
このアプリは GitHub 経由でのみ入手可能で、完全に無料です。
（TNW経由）
