3つのメディア団体が連邦捜査局(FBI)に対し、サンバーナーディーノのテロリストのiPhone 5cのロックを解除するのにかかった正確な金額を明らかにするよう圧力をかけている。
テネシー州西海岸:
BBCは、AP通信、Vice Media、USA Todayの親会社であるガネットが、連続殺人犯サイード・リズワン・ファルークが使用したiPhone端末の防御を回避するためにどれだけの費用がかかったかを政府に正確に明らかにするよう求める訴訟書類を提出したと報じている。
報道機関は「情報を隠す正当な理由がない」と主張
同団体は、国家安全保障を危険にさらす可能性のある情報は求めていないと述べ、情報を隠し続ける「十分な正当性がない」と主張しているだけだ。
これまでのところ、FBIは、ファルーク容疑者とその妻タシュフィーン・マリク氏を含む16人の命を奪った2015年12月の大量殺人事件の数日前にファルーク容疑者が使用していたiPhone 5cのロック解除を支援したセキュリティ会社や個人について、いかなる情報も公開していない。
問題の報道機関を代表する法務チームによると、「ベンダーがiPhoneアクセスツールを開発したことは疑いの余地がないが、政府はベンダーの身元を知ることがツールの内容と何らかの形で結びつく合理的な理由を特定していない」とのことだ。
弁護士らは、彼らが求めている情報を共有しても、使用されたハッキングツールに関する機密情報が明らかになる可能性は低いと主張している。
「この情報の公開は、情報公開法の目的の核心にかかわるものであり、国民が政府の活動を評価できるようにするものである…そして、それは何百万人ものアメリカ人のデジタルセキュリティを危険にさらす可能性のあるツールに関連するものだ」と彼らは付け加えた。
Appleは問題のiPhoneのロック解除でFBIに協力するよう命じられたが、クパチーノの同社は命令に従うことを拒否し、長期にわたる法廷闘争が始まった。FBIがデバイスのロック解除に協力する企業を見つけたことで、法廷闘争は終結した。