Safari 5.1.1 が iCloud に対応し、JavaScript のパフォーマンスが 13% 向上

Safari 5.1.1 が iCloud に対応し、JavaScript のパフォーマンスが 13% 向上

Appleは本日、OS X Lion 10.7.2をリリースし、アップデートの一部としてSafariのアップデート版(5.1.1)を同梱しました。Appleのサポートドキュメントによると、この新しいバージョンのSafariではJavaScriptのパフォーマンスが最大13%向上するとのことです。

Safari 5.1.1 では、JavaScript のパフォーマンスの向上に加え、iCloud の Safari リーディング リスト機能のサポートも含まれています。この機能を使用すると、iOS デバイス上のリストに記事や Web サイトを追加し、後で Mac 版 Safari を使用して読むことができます。

いつものように、Safari 5.1.1アップデートには、安定性、使いやすさ、互換性、セキュリティを向上させるための多数のバグ修正、改善、最適化が含まれています。変更ログの全文は次のとおりです。

  • Safari 5.1 と比べて JavaScript のパフォーマンスが最大 13% 向上*
  • ハングや過剰なメモリ使用を引き起こす可能性のある問題に対処します
  • 検索、タブのドラッグ、拡張機能の管理時の安定性を向上
  • Netflix.com や Silverlight プラグインを使用するその他の Web サイトの安定性を向上
  • 表示メニューにダウンロードの表示項目を追加します
  • ピンチズームジェスチャーの一貫性を向上
  • 検索候補、URL 更新、ウィンドウ サイズ、タイトル バーに影響するフルスクリーンの問題を修正しました。
  • Flashコンテンツを含むウェブページで東アジアの文字を入力できない問題を修正しました。
  • Safari がリンクをタブではなくウィンドウで開く可能性がある問題に対処しました
  • PDF処理の改善
  • クッキーとデータの削除に影響する可能性のある問題に対処する
  • 履歴項目が誤って表示される可能性がある問題に対処しました
  • アプリケーションのダウンロードアラートのテキストを修正する
  • vimeo.com や他のウェブサイトから埋め込まれた Flash ビデオを含むウェブページとの互換性を向上
  • Safariからの印刷を改善する
  • Googleセーフブラウジングサービスの更新を妨げる可能性のある問題に対処します