今週、フォックスコンの郭台銘(テリー・ゴウ)氏は、iPhone 5の生産に苦戦していると語ったと報じられているが、iPhone 5の生産能力は「大幅に改善した」兆候があると報じられている。
AppleInsider:
スターン・アギーのショウ・ウー氏は木曜日の投資家向けメモで、アップルのサプライチェーンを調査した結果、9月末の同機種初発売以来、アップルがiPhone 5の生産能力を大幅に向上させていることがわかったと明らかにした。
供給制約が緩和されると予想されるため、ウー氏は、Appleが12月四半期に合計4,650万台のiPhoneを販売すると予測している。これは、前四半期の2,690万台から大幅に増加することになる。
ウー氏の分析は、フォックスコンの会長テリー・ゴウ氏が今週初めに行ったコメントへの回答として発表された。同氏は、同社がアップル向けのiPhone 5の生産に苦戦しており、「膨大な需要に応えられていない」と認めた。
ウー氏は、iPhone 5のサプライチェーンのボトルネックが部品から組み立て工程に移ったと語る。
インセルタッチパネルとアルミニウム製筐体が、AppleとFoxconnの両社に品質管理上の問題を引き起こしているという報道が出ている。Foxconnの匿名の情報筋は10月、iPhone 5は同社がこれまで組み立ててきた中で「最も組み立てが難しいデバイス」だと述べた。
先週、米国の通信事業者を対象に行われた調査では、ベライゾンとAT&TではiPhone 5の供給が依然として逼迫していることが明らかになったが、スプリントでは供給が増加していると言われている。