連邦取引委員会は、無線通信事業者AT&Tに対し、同社の「無制限」データプランで「数百万人」のスマートフォンユーザーを誤解させたとして、厳しい処分を下した。
背景:
FTCは火曜日に連邦裁判所に提出した訴状の中で、AT&Tが「データ速度を場合によっては90%近く低下させながら、『無制限』データプランの料金を請求するなどして」自社の加入者を誤解させていると主張した。
FTCは、AT&Tが「無制限」データプランの顧客に対し、一定のデータ制限を超えると速度制限がかかることを十分に説明していなかったと主張している。FTCは、AT&Tは「無制限」とは、設定されたデータ制限を超えても超過料金が発生しないという意味であり、毎月4G LTEデータが無制限に利用できるという意味ではないことを消費者にもっと周知徹底すべきだったと非難している。
「AT&Tは顧客に『無制限』のデータ通信を約束しましたが、多くの場合、その約束を果たせていません」とFTCのエディス・ラミレス委員長は述べた。「ここでの問題は単純です。『無制限』とは、つまり無制限であるということです。」
この苦情に関するFTCの完全なプレスリリースは、こちらで全文読むことができます。