ジョニー・アイブがアップルの最高デザイン責任者に任命

ジョニー・アイブがアップルの最高デザイン責任者に任命

Appleのデザイナー兼デザイン担当SVPであるジョニー・アイブ氏が、同社の新たな役職である最高デザイン責任者に昇進しました。アイブ氏は、工業デザインとユーザーインターフェースの運用に関する日常的な監督業務を離れ、幅広いプロジェクトを統括することになります。

ジョニー・アイブがアップルの最高デザイン責任者に任命
(左から)アラン・ダイ、ジョニー・アイブ、リチャード・ハワース(写真:テレグラフ紙のガブリエラ・ハスブン)

テレグラフ紙が月曜日に報じたように、アイブ氏の具体的な職務はまだ明らかにされていないものの、新たな役職でもハードウェアとユーザーインターフェースのイニシアチブを引き続き主導することになる。アイブ氏の新たな職務には、アップルのキャンパス2プロジェクトなど、様々な建設製品の一部や、今後オープン予定のアップルストアの建設を監督することが含まれる可能性がある。

iPhoneのプロトタイプ開発から2007年の発売まで、市場への導入に大きく貢献したリチャード・ハワース氏が、工業デザイン部門を引き継ぎます。報道によると、Apple Watchのユーザーインターフェースに大きく貢献したアラン・ダイ氏が、Appleのユーザーインターフェースデザイン責任者に就任します。

アイブ氏は引き続き両部門を統括しますが、日々の管理業務からは解放され、ハワース氏とダイ氏に業務を委ねることになります。Re  /code によると、アイブ氏は現在のデザイン製品に加え、新たなアイデアや将来の取り組みにも注力していくとのことです。