iOSデバイスの内蔵マイクを使って、ユーザーの会話を盗聴できるアプリが増えているようです。こうしたアプリのほとんどはおそらく無害ですが、プライバシーが気になる方は、iOSデバイスのマイクへのアクセスを各アプリごとに制御する方法を知っておく必要があります。
デバイスのマイクにアクセスしようとするアプリは、事前に許可を求める必要があることにお気づきかもしれません。マイクを使用する新しいアプリを初めて起動すると、アクセスしてもよいかどうかを確認するダイアログボックスが表示されます。「OK」をタップすると、それ以降、そのアプリはマイクへのアクセスを許可されます。後からアプリにマイクを盗聴させたくなくなった場合は、アクセスを取り消す方法をご紹介します。
iOS 7では、「設定」→「プライバシー」→「マイク」と進みます。ここに、iOSデバイスのマイクに現在アクセスできるアプリの一覧が表示されます。それぞれのアプリの横には、アクセスのオン/オフを切り替えるトグルスイッチがあります。スイッチが緑色になっている場合は、アクセスできる状態です。スイッチをタップすると、そのアプリのマイクへのアクセスがオフになります(スイッチが白色に変わります)。
iOS デバイスのマイクへのアクセスを要求するほとんどのアプリにはアクセスを必要とする正当な理由がありますが、少なくともこの方法では、どのアプリがそのアクセスを使用しているかを確認し、必要に応じてそのアクセスをオフにすることができます。