OCZ、史上初の1TBノートPC用SSDを発表

OCZ、史上初の1TBノートPC用SSDを発表

OCZは、標準的なノートパソコンに収まるコンパクトな2.5インチサイズで、世界初の1TB SSDを発表しました。この新製品は、OCZの新しいOctane SSDシリーズの一つで、1TBという大容量に加え、高速な読み書き速度と長寿命を誇ります。

OCZのプレスリリースより:

OCZ の Octane SSD シリーズは、コンパクトな 2.5 インチ フォーマットで最大 1TB の容量を実現した世界初の SSD であるだけでなく、高速データ転送速度と記録破りのアクセス時間を兼ね備え、優れたユーザー エクスペリエンスと向上したアプリケーション パフォーマンスを提供します。

新しいドライブは、最大 560MB/秒の読み取り速度と 400MB/秒の書き込み速度を誇りますが、競合他社の多くは、依然として読み取り 500MB/秒、書き込み 315MB/秒程度のやや遅い速度を宣伝しています。

OCZ は、Octane シリーズ用の新しいコントローラー「Everest」を開発しました。同社によれば、このコントローラーにより SSD NAND メモリの寿命がほぼ 2 倍になり、通常の使用で 10 年の寿命が実現できるとのことです。

新しいドライブはコンシューマー向けに販売されており、OCZは今後、さらに高速なパフォーマンスを備えたプロフェッショナル向けおよびエンタープライズ向けドライブをシリーズに追加する予定です。これらのドライブはSATA 3.0とSATA 2.0の両方をサポートし、SATA 3.0の方が新しいドライブの速度を最大限に活用できます。

ドライブの容量は120GBから始まり、価格は120GBが156ドル、240GBが288ドル、480GBが528ドル、1TBが1,100ドルです。Octaneシリーズは11月1日より、NeweggやAmazon.comなどの主要小売店で販売開始となります。