アップルは、6月8日月曜日に開幕する世界開発者会議で、待望のストリーミング型定額制テレビサービスを発表しない。Re/codeは事情を知る人物の話として、アップルはまだライセンス契約を締結していないと伝えている。
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クパチーノに本社を置くテクノロジー企業は、ネットワーク幹部に対し、Appleがライセンス契約をまだ締結していないため、予定されていた発表を延期すると伝えた。業界幹部は、AppleのWeb TVサービスの開始は今年後半、あるいは2016年になる可能性があると予想している。技術面と資金面の問題は依然として課題となっている。
アップルは、秋の新テレビ番組シーズン開始に合わせて新テレビサービスを開始しようとしていたが、財政面の問題と、新サービスを通じて地元番組を配信するために必要な技術面で行き詰まり、予定していた開始時期は頓挫した。
Appleは、米国各地の視聴者が地元放送局の番組を視聴できるように取り組んでいるが、地元の番組やコマーシャルを放映するための権利の取得には時間のかかるプロセスであることが判明している。
CBSのCEO、レス・ムーンベス氏は先週、コードカンファレンスでカラ・スウィッシャー氏に対し、CBSネットワークが「おそらく」Eyeネットワークを放送するためにアップルと契約を結ぶだろうと語り、アップルの新しいストリーミングサブスクリプションサービスを事実上認めるほどの秘密を漏らした。