Facebook が新しい Android ベースのオペレーティング システム、あるいは Facebook ブランドの携帯電話を発表するという噂が数多く流れていたが、Facebook CEO のマーク ザッカーバーグ氏は本日、まったく異なるものを発表した。それは、Android デバイス用の派手なソーシャル ロック画面の代替となる「Facebook Home」である。
ザッカーバーグ氏はプレゼンテーションの冒頭で「誰も「排除」したくない」(「私たちはあらゆる人の、あらゆる携帯電話に最高の体験を提供したい」)と述べたにもかかわらず、AppleのiOSプラットフォームを完全に無視し、代わりに再設計されたAndroidのロック画面に焦点を当てることで、すぐに膨大な数のユーザーを排除してしまった。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=Lep_DSmSRwE
では、Facebookホームとは一体何なのでしょうか?Facebookの公式紹介ページには次のように書かれています。
本日、Androidスマートフォンを、より便利で生き生きとしたソーシャルスマートフォンに変える新しい機能「ホーム」をご紹介します。誰もが共有し、繋がりたいと願っています。そうすることで、新しい情報を発見し、有意義な人間関係を築くことができます。しかし、現代のスマートフォンはタスクとアプリを中心に構築されています。友達の近況を確認するには、スマートフォンを取り出して、いくつものアプリを操作しなければなりません。
シェアとつながりこそが最も大切なのだとしたら、もし友達を第一に考えてくれるスマートフォンがあったら、どんなスマートフォンになるだろうか?と自問自答しました。その答えがHomeです。HomeはスマートフォンでもOSでもなく、単なるアプリでもありません。Homeは、アプリではなく、人を通して世界を見ることができる、全く新しい体験です。
基本的に、HomeはAndroidのホーム画面をよりソーシャルなFacebookブランドの画面に置き換えることを目的としたアプリのコレクションです。Androidアプリへのアクセスはそのままに、ライブソーシャルフィード、通知、新しい「チャットヘッド」メッセージングシステムなど、Facebookエクスペリエンスを軸に構築されています。
Facebook Homeは4月12日よりAndroid App Storeから無料で提供されますが、一部のAndroidデバイスでのみ利用可能です。対応機種一覧はFacebookの発表ページでご覧いただけます。スマートフォンを乗っ取るだけの派手なAndroidアプリに、これほどの期待が寄せられていたとは…
Facebook はまた、HTC と提携して、HTC First と呼ばれる低性能のスマートフォンを発売した。これは、AT&T との 2 年契約で 99 ドルで購入できる予定だ。