Netflix、コンテンツに会話のみの字幕を提供開始

Netflix、コンテンツに会話のみの字幕を提供開始

Netflixは木曜日、セリフのみを表示するオリジナル言語の字幕機能を発表しました。はい、その通りです。これは、字幕は必要ではなく、映画やテレビ番組を字幕をオンにして視聴する視聴者を対象としています。

これまでは、元の言語の字幕が必要な場合は、聴覚障害者向け字幕 (SDH/CC) をオンにする必要がありました。これには、セリフだけでなく、[電話のブザー音] や [音楽が劇的に大きくなる] などのオーディオ キューや話者名も含まれます。 

この新しい字幕オプションは、本日の『YOU』シーズン 5 から、Netflix で配信される新しいタイトルに初めて表示されます。

Netflix によれば、米国版のストリーミング サービスにおける視聴時間のほぼ半分は字幕またはキャプションをオンにした状態で行われており、それが新しいキャプション設定を公開する理由です。

この新しいオプションでは、セリフの字幕が表示されますが、[電話のブザー音]、[ドアをバタンと閉める音]、[劇的な音楽の盛り上がり]といった音声キューや話者名は表示されません。個人的に気に入っているのは、葬送行進曲が流れている時の[ジャズのメロディーが流れる]といった音楽キューです。

このオプションは、本日配信開始された『YOU』最終シーズンをはじめ、Netflix で配信予定の新作タイトルで利用可能になります。

セリフのみの字幕を有効にするには、言語ピッカーを開くと、英語で2つの字幕オプションが表示されます。「英語」(セリフのみ)と「英語(CC)」(セリフと[ドアを閉める音]などの音声キューの両方が表示されます)。この字幕オプションは、今後、SDH/CCに加えて、Netflixが提供するすべての言語で、Netflixオリジナル作品すべてで利用できるようになります。