アップルCEOティム・クック氏が火曜日にインドを訪問、モディ首相と会談予定

アップルCEOティム・クック氏が火曜日にインドを訪問、モディ首相と会談予定

アップルのCEOティム・クック氏は現在、中国政府関係者との会談のため中国・北京にいるが、米国に直行することはない。同氏はまず火曜日にインドに立ち寄り、ナレンドラ・モディ首相と会談する予定だ。

アップルCEOティム・クック氏が火曜日にインドを訪問、モディ首相と会談予定
2015年にApple CEOのティム・クックがナレンドラ・モディ首相と会談。

ロイター通信:

クックCEOの中国訪問は、iPhoneの売上が初めて減少したことを受けてアップルが新たな成長市場を模索する中、またインドが価格に敏感な地元消費者の関心を引く鍵とみられる再生携帯電話の販売許可を拒否する中で、中国訪問に続く重要な時期に行われた。

クック氏がAppleのCEOに就任して以来、今回の訪問は初となる。インド滞在中は、従業員やパートナーとの面会も予定されている。インドは世界で2番目に人口の多い国であり、Appleにとって重要な市場となっている(1位は中国)。

クックCEOがインド当局に対し、インド国内での再生iPhoneの販売について言及するかどうかは不明だ。ロイター通信の関係者(渡航計画がまだ公表されていないため、匿名を条件に取材に応じた)によると、インド当局はアップルがインド国内に生産施設を建設する計画があるかどうかを知りたがっているという。もしそのような動きがあれば、モディ首相が掲げる製造業推進政策「Make in India」にとって好ましい結果となるだろう。

モディ氏のインド人民党が統治するマハラシュトラ州は、すでにアップル製品メーカーのフォックスコン・テクノロジーとiPhone工場の建設について協議を行っている。

インドでは2015年に1億台以上のスマートフォンが販売され、2016年には市場が25%成長すると予想されています。そのため、インドは世界で最も急速に拡大しているスマートフォン市場の1つとなっています。

ナレンドラ・モディ首相は2014年の当選以来、インドへの雇用誘致キャンペーンの一環として、米国のテクノロジー企業との協議を奨励してきた。モディ首相は昨年、シリコンバレーを訪問した際にクック氏と会談した。