裁判所、サムスン携帯電話販売禁止の早期承認を求めるアップルの申し立てを却下

裁判所、サムスン携帯電話販売禁止の早期承認を求めるアップルの申し立てを却下

アップルがサムスン製スマートフォンの複数機種の輸入禁止を求める訴訟の早期審理を求める申し立ては月曜日に却下された。米国の裁判所は、アップルに対し通常の控訴手続きを取らなければならないとの判決を下した。

サムスン対アップル

AppleInsider:

ロイター通信が報じたように、今回の決定は、アップルが昨年サムスンに対して勝訴した10億5000万ドルの損害賠償金支払いの判決に端を発している。この判決を受け、アップルはアップルの特許を侵害しているとされるサムスン製の旧型スマートフォン数機種の永久販売禁止を求める訴訟を起こした。

ルーシー・コー連邦地方判事は、Appleの差し止め請求を却下した。Appleは同判事の決定に対し控訴し、この問題を控訴審大法廷に移送するよう求めていた。しかし、この件は3人の判事からなる審理委員会で審理され、その後、控訴審を審議し、大法廷に移送するかどうかが決定される。

先月末、同じ控訴裁判所は、サムスンのギャラクシー・ネクサス端末の販売禁止処分の却下に関するアップルの控訴を却下した。