2011年後半モデルのMacBook Pro所有者が重大なGPUの問題とシステムクラッシュを報告

2011年後半モデルのMacBook Pro所有者が重大なGPUの問題とシステムクラッシュを報告

Appleサポートコミュニティフォーラムの157ページにわたるスレッドには、2011年前半から後半にかけて発売された独立グラフィックカード搭載のMacBook Proユーザーが経験している問題が詳しく記載されています。ハードウェア関連のシステムクラッシュが報告されており、時間の経過とともに悪化しているようです。

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AppleInsider:

206,237回の閲覧と2,348件の返信を誇るこのフォーラムスレッドは、2013年2月に遡り、ディスクリートグラフィックカードの問題を指摘する投稿が絶え間なく続いています。12月初旬以降、議論は53ページにも及ぶ投稿でさらに深まっています。

多くの場合、問題の最初の兆候はグラフィックを多用する操作中に現れます。HDビデオの視聴、高解像度写真の編集、その他高負荷のコンピューティングタスクを実行すると、問題が顕著に現れることがあります。グラフィックに縞模様が現れたり、画面が真っ暗になったりします。再起動で問題が解決する場合もありますが、しばらくすると再び問題が再発します。

その後、多くのユーザーがマシンが再起動し、ブルースクリーンまたはグレースクリーンが表示されるのを目にします。このような場合、Appleはセーフモードでの再起動、またはNVRAM/PRAMのリセットを推奨しています。深刻な場合は、OS Xのクリーンインストールを提案することもあります。しかし、多くのフォーラム投稿では、これらの解決策を試しても問題が解決しなかったという報告が見られます。

問題の正確な原因は不明ですが、熱が原因でディスクリートGPUの劣化を引き起こしているのではないかと推測する人もいます。統合型グラフィックスからより強力なAMD GPUへの自動切り替えを防ぐユーティリティを使うと改善する人もいます。この方法を試したものの、結局MacBookのロジックボードを交換することになった人もいます。お使いのMacがAppleCareの保証対象外となっている場合は、高額な解決策となります。

Apple はこの問題の解決策をまだ公表していない。

私は2011年初頭のMacBook Proを使用していますが、上記のような問題は発生していません。引き続き状況を注視し、進展があればご報告いたします。