AT&T が携帯電話経由の FaceTime を制限し課金へ?

AT&T が携帯電話経由の FaceTime を制限し課金へ?

Appleが6月のWWDC基調講演で発表したエキサイティングなニュースの一つに、FaceTimeが3Gおよび4Gの携帯電話回線でもまもなく利用可能になるというものがあります。これはユーザーにとって長年の待望のものでした。しかし残念ながら、このアイデアは見た目ほど魅力的ではないかもしれません。AT&Tがこの機能を大幅に制限(おそらく有料化)する計画のようです。

MacRumors フォーラムのスレッドに投稿されたスクリーンショットによると、iOS 6 ベータ 3 では、上図のように、携帯電話ネットワーク経由で FaceTime 通話を有効にしようとする AT&T ユーザーに対して、かなり不安を煽るメッセージが表示されます。

率直に言って、AT&T が携帯電話の FaceTime アクセスに料金を請求する予定、または特定の種類のデータ プラン (制限が増え続ける「無制限」プランなど) からこの機能を制限する予定がない限り、この機能を「有効にする」ために AT&T に電話しなければならない理由は思いつきません。

もちろん、現時点では何も確定していません。iOS 6はまだベータ版で、リリースまで数ヶ月かかる見込みです。しかし、AT&Tが実際に顧客を騙そうとしていたとしても、驚くには当たりません。AT&Tが顧客(特に無制限プランの利用者)に中指を立てて、ほんの少しの金儲けを狙うのは、今回が初めてではないでしょう…

AT&TはMacRumorsに対し、「iOS 6の新しい開発者向けビルドについてAppleと緊密に協力している」と声明を発表しましたが、詳細は明らかにしませんでした。AT&TがAppleにiOS 6の変更を迫っていると考えると、ゾッとします…。

一方、9to5Macが指摘しているように、Verizon の顧客には同じことが当てはまらず、彼らは携帯電話ネットワーク経由で FaceTime を問題なく起動できるようです。