AppleのCEO、ティム・クック氏が保証問題に関して中国の顧客に謝罪した直後、クパチーノを拠点とする同社は、中国政府という野蛮な存在をなだめるため、新たな動きを見せた。同社は、中国で禁止されている10タイトルへのアクセスを許可しているとして、iOS向けのベストセラー書籍販売アプリの提供を停止した。
AppleInsider:
フィナンシャル・タイムズによると、App Storeのソフトウェアが削除されたのは、中国で禁止されている10タイトルへのアクセスを提供していたためだ。これらの書籍には、中国の政治活動家、王立雄の著作3冊も含まれている。
禁止された作品の中には、著者が中国政府の将来的な崩壊を予測している作品や、中国のチベット政策の将来について論じた作品もあった。
アプリの名前は明らかにされていないが、中国では削除されたが、書店アプリは中国国外のApp Storeではまだ利用可能であると報じられている。