OS X Lion に新しいメールアプリ、Air Drop、ドキュメントバージョン管理機能が登場

OS X Lion に新しいメールアプリ、Air Drop、ドキュメントバージョン管理機能が登場

Mac OS X Lion の夏のリリースで予定されている興味深いアップデートには、Mail.app 5、Air Drop、Versions の 3 つが含まれます。

OS X lion は、iPhone や iPad で使用されている iOS オペレーティング システムの多くの機能と特性を継承します。

メールアプリ 5

iPadのMailと同様に、Mac OS X LionのMail 5はMacのワイドスクリーンディスプレイを最大限に活用した新しいレイアウトを採用しています。受信トレイ内のメッセージだけでなく、選択したメッセージはフルサイズでプレビュー表示されます。新しいメールボックスバーからは、お気に入りのフォルダにワンクリックでアクセスできます。Mail 5には、強力な新しい検索機能も搭載されており、受信トレイがどんなに大きくても、探しているものを素早く簡単に見つけることができます。

Mail 5では、会話機能も導入されました。これは、メールを自然に読み、管理できる新しい機能で、同じ会話のメッセージを自動的にグループ化します。件名が途中で変わっても問題ありません。受信トレイで会話をクリックするだけで、個々のメッセージが時系列順に整理されたフィードが表示され、会話全体を簡単に保存または削除できます。

エアドロップ

Mac OS X Lion の AirDrop を使えば、ワイヤレスで周りの人にファイルを送信できます。AirDrop は特別な設定や設定は不要です。Finder サイドバーの AirDrop アイコンをクリックするだけで、Mac は近くにいる AirDrop を使用している人を自動的に検出します。アドレスブックに既に登録されている人の連絡先写真も表示されます。ファイルを共有するには、ファイルを相手の名前にドラッグするだけです。承認されると、ファイルは相手の「ダウンロード」フォルダに直接転送されます。AirDrop を使い終わったら、Finder を閉じると、Mac は他のユーザーから見えなくなります。

バージョン

バージョン機能は、書類の作成過程を記録します。Mac OS X Lionでは、書類を開くたびに、また作業中は1時間ごとに自動的に新しいバージョンが作成されます。以前のバージョンに戻したり、書類の一部を取得したりする必要がある場合は、バージョン機能はTime Machineに似たインターフェースで、現在の書類と過去の複数のバージョンを並べて表示します。そのため、特定の時点での作業内容を確認できます。クリックするだけで元に戻すことも、以前のバージョンから現在のバージョンにコピー&ペーストすることもできます。