Google Chrome デスクトップ版がバージョン 55 にアップデート – デフォルトは HTML5、セキュリティホールは修正済み

Google Chrome デスクトップ版がバージョン 55 にアップデート – デフォルトは HTML5、セキュリティホールは修正済み

Google Chromeブラウザのアップデート、Chrome 55が一般公開されました。人気があるものの、多くの批判を浴びているデスクトップブラウザの新バージョンでは、多数のセキュリティ修正に加え、大半のウェブサイトでHTML5ビデオがデフォルトになりました。

Google Chrome デスクトップ版がバージョン 55 にアップデート - デフォルトは HTML5、セキュリティホールは修正済み

ブラウザでHTML5をデフォルトにする動きは、夏の終わりにリリースされたブラウザバージョン53から始まりました。バージョン53では、Flashベースのアナリティクスと背景要素がブロックされました。バージョン54では、YouTubeのコードが刷新され、YouTubeは動画をHTML5で表示するように強制されました。Chrome 55では、まだFlashを使用しているサイトにアクセスした際に、Flashを有効にするよう求めるメッセージが表示されます。

新しいバージョン (Mac 用 55.0.2883.75) では、他の多くの修正や改善も提供されており、Google のバグ報奨金プログラムによって根絶された 26 個のセキュリティ パッチと、Google 自身によって発見された 10 個のセキュリティホールの修正が含まれています。

Chrome 55のダウンロードが開始されました。既存ユーザーは、Chromeメニューバーの「Chrome」→「設定」をクリックし、設定ページの「Chromeについて」オプションをクリックすることでアップデートできます。新規ユーザーは、Chromeダウンロードページから最新バージョンのChromeをダウンロードできます。iOS版Chromeのアップデートはまだ発表されていませんが、近日中にリリースされる予定です。

(MacRumors経由)