2015年第1四半期のタブレット市場は減速傾向にあるが、iPadはリードを維持

2015年第1四半期のタブレット市場は減速傾向にあるが、iPadはリードを維持

IDC の 2015 年第 1 四半期の Worldwide Quarterly Table Tracker によると、タブレット市場では Apple が引き続き最大のベンダーであるものの、市場自体は引き続き縮小傾向にあることが示されています。

2015年第1四半期のタブレット市場は減速傾向にあるが、iPadはリードを維持

マックルーマーズ:

Appleは、縮小するタブレット市場において引き続き最大のベンダーであり、2015年第1四半期に1,260万台のiPadを出荷し、世界のタブレット市場の26.8%のシェアを獲得しました。前年同期比でタブレット出荷台数が22.9%減少したにもかかわらず、Appleはトップの座を維持しました。

サムスンは第1四半期のタブレット出荷台数900万台で2位となり、シェアは19.1%(前年同期比16.5%減)となった。レノボ、ASUS、LGエレクトロニクスがそれぞれ250万台、180万台、140万台でトップ5を占めた。

タブレットメーカーは、iPadの年間成長率が5四半期連続で低下し、他のタブレットメーカーも同様の減少傾向にあることから、タブレット市場の縮小が続いていると見ています。iPhone 6やiPhone 6 Plusといった大画面スマートフォンの登場と、iPadなどのタブレットのメジャーアップデートの欠如が、市場の縮小につながっていると考えられています。