Apple、Force Touch APIを搭載したOS X 10.10.3ビルド14D98gを開発者向けに公開

Apple、Force Touch APIを搭載したOS X 10.10.3ビルド14D98gを開発者向けに公開

Appleは木曜日に開発者向けにOS X Yosemite 10.10.3のbuild14D98gをリリースしました。この新しいシードには、OS X用写真アプリと、新しい12インチMacBookと13インチMacBook Pro Retinaディスプレイモデルに搭載された新しいForce Touchトラックパッドをサポートする新しいAPIが含まれています。

Apple、Force Touch APIを搭載したOS X 10.10.3ビルド14D98を開発者向けに公開

新しいビルド (14D98g) は、開発者が Mac Developer Center からダウンロードするか、Mac App Store の「アップデート」タブからダウンロードできます。

OS X 10.10.3 シードノートより:

OS X 10.10.3 のこのベータ版には、新しい MacBook Pro (Retina、13 インチ、2015 年初頭) の Force Touch トラックパッドと連携して動作する新しい開発者 API が含まれており、アプリ内での新しいレベルのインタラクションとコントロールが可能になります。

強めのクリック。アプリは、画面上の任意のボタン、コントロール、または領域を、より強い圧力で押すことで反応させることができます。この強めのクリックは、アプリ内の追加機能へのショートカットとして機能します。

アクセラレータ。トラックパッドの圧力感度により、アプリはユーザーに高度な制御を提供できます。例えば、メディア再生時の早送りボタンは、圧力が増すにつれて速度が上がります。

筆圧感知。描画アプリやその他のクリエイティブアプリでは、トラックパッドの筆圧感知機能を活用して、線を太くしたり、ブラシのスタイルを変えたりすることができます。

ドラッグ アンド ドロップ。アプリはコントロールに springLoaded プロパティを追加することで、ドラッグの実行中に強制クリック ジェスチャに反応し、たとえばドロップの新しいターゲットをすぐに開くことができます。

Apple は、OS X 10.10.3 の新しいベータ シードとともに、OS X Server 4.1 開発者プレビュー (ビルド 14S1062i) と、Swift 1.2 を搭載した Xcode 6.3 ベータ 3 (ビルド 6D543q) のシードもリリースしました。