活動家のジェシー・ジャクソン牧師が新たな人種多様性キャンペーンでアップルなどのテクノロジー企業を標的に

活動家のジェシー・ジャクソン牧師が新たな人種多様性キャンペーンでアップルなどのテクノロジー企業を標的に

政治活動家のジェシー・ジャクソン牧師は、アップルを含むシリコンバレー企業の幹部層における人種的多様性の欠如に対する意識を高めることを目的とした新たなキャンペーンを開始した。(  AppleInsiderより)

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「テクノロジーはインクルーシブであるべきですが、残念ながら、排除のパターンが依然として蔓延しています」と、ジャクソン氏はレインボー・プッシュ連合の旗印の下で発表した書簡の中で述べています。「アフリカ系アメリカ人の取締役はゼロ。経営幹部もゼロ。IPOや金融取引、広告、専門サービスにおけるマイノリティ企業もゼロです。これらのゼロは、業界が示す啓発的な価値観に反しています。レインボー・プッシュは、これらのゼロに真正面から取り組むため、テクノロジー業界のリーダーたちとの会合を求めています。」

同連合は、アップル、ツイッター、フェイスブック、ヒューレット・パッカード、グーグル、そして「その他のシリコンバレーを代表するテクノロジー企業」にこの書簡を配布した。アップルが経営陣の多様性の欠如を指摘されるのは今回が初めてではない。

1月、アップルは指名・企業統治委員会の規約を変更し、取締役会の構成を多様化するという約束を盛り込む動きを見せた。

規約は次のように変更されました。「委員会は、理事会候補者を選出する候補者リストに含めるため、優秀な女性および少数派グループ出身者を積極的に探すことに尽力します。」

アップルには女性取締役が1人おり、エイボン元CEOのアンドレア・ユング氏である。一方、現在、同社のCEOであるティム・クック氏、コミュニケーション担当副社長のケイティ・コットン氏、そしてアフリカ系アメリカ人の人事部長デニス・ヤング・スミス氏に直接報告する女性は2人のみである。新任の小売部門責任者であるアンジェラ・アーレンツ氏は、今春後半に職務に就くと、アップルの上級管理職チーム初の女性となる。