新たな求人広告はAppleの指紋認証技術開発に関連している可能性がある

新たな求人広告はAppleの指紋認証技術開発に関連している可能性がある

Apple.comに掲載されたソフトウェアエンジニアの求人広告は、Appleが次期デバイスに指紋認証技術を搭載することを検討しているという噂に火をつけています。求人広告では、「LabTool」と呼ばれるソフトウェアの開発に従事する候補者を求めています。このソフトウェアは、Appleの「メルボルン・デザインセンター」で開発されるセンサー集積回路に使用されます。フロリダ州メルボルンは、Appleが昨年3億5600万ドルで買収した指紋認証技術企業AuthenTecの本拠地でもあります。

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AppleInsider:

メルボルン市はフロリダ州のスペースコーストに位置しており、2011年に計画が終了されるまでNASAがスペースシャトルを打ち上げていたケネディ宇宙センターの近くにあることからその名が付けられました。NASAとさまざまな米軍施設の存在により、この地域では多くのハイテク関連の仕事が生まれています。

AppleによるAuthenTecの買収は、同社の指紋センサー技術に期待が寄せられたものとみられています。この買収により、Appleが将来のiPhoneに指紋スキャナーを搭載する可能性があるという噂が広まりました。

いつも信頼できるKGI証券のミンチー・クオ氏は、1月にAppleの次期「iPhone 5S」にAuthenTecの技術を搭載した指紋センサーが搭載されると初めて報じました。クオ氏によると、このセンサーは端末のホームボタンの下に搭載され、電子ウォレット取引の認証に使用される可能性があるとのことです。

メルボルンの求人では、「センサーIC」用の低レベル制御ファームウェアを作成する候補者を募集しています。センサーの機能には、アレイ制御、ゲイン制御、キャリブレーション、セキュリティが含まれます。

求職者は電気工学、コンピュータ工学、またはコンピュータサイエンスの学士号を取得している必要があります。