Creative Strategies が発表した新しい調査によると、米国の iPhone ユーザーの 98% が Siri を使用したことがあると回答しているものの (3 分の 2 以上が定期的に使用していると回答)、公共の場で Siri を使用したことがあると回答したのはわずか 3% でした。
iPhoneユーザーの公共利用率がわずか3%であることから、ユーザーは依然としてデバイスに話しかけることに抵抗を感じているようです。さらに興味深いのは、消費者が公共の場で大声で電話することに慣れている米国でこのような現象が起きているということです。
予想通り、Siriの使用状況は車内で最も高く、62%が車内で使用したと回答しています。自宅での使用はスマートフォンユーザー全体で約39%でしたが、職場で使用したと回答したのはわずか1.3%でした。(「見た目がヤバい」という要素が、公の場や職場での数字に影響していると考えられます。)
パネル参加者のうち、21%がSiri、34%がOK Google、72%がCortanaを使ったことがないのは驚くことではありません。それぞれのエコシステム内を見てみると、数字はさらに良くなります。iPhoneユーザーでSiriを使ったことがないのはわずか2%、AndroidユーザーでOK Googleを使ったことがないのはわずか4%です。それぞれのエコシステム内でアクティブユーザーの大多数は、これらの機能をめったに、あるいは時々しか使わないと認めており、Siriでは70%、OK Googleでは62%でした。(残念ながら、パネル参加者には統計的に有意な数のWindows Phoneユーザーはいませんでした。)
個人的には、Siriを使うのは主に車の中でです。「Hey Siri」と呼びかければ、デバイスを操作しながら運転から目を離す必要がないからです。公共の場ではほとんど使いません。嫌な奴だと思われたくないからではなく、ただ周りの人に迷惑をかけたくないからです。オフィスでは、Siriを使うことはほとんどありません。サービスの「ハウツー」を書いている時以外は。オフィスではMacを使っているので、Bingに検索キーワードを入力するのと同じくらい簡単です。SiriがOS X 10.12に搭載されれば、オフィスでの使用頻度は増えるでしょう。OS X 10.12については来週、詳細が明らかになる予定です。
(9to5Mac経由)