Appleは、Apple Maps車両プロジェクトの今後の調査対象地域を発表しました。同社のセンサー搭載型「ブラックバン」は、米国内の合計27の新たな地域を走行し、7月中旬には13州に拡大される予定です。

AppleInsider:
Apple Mapsの車両ウェブページで発表されたように、7月15日から7月30日の間にスキャンされる新しいマッピングエリアは米国に限定されます。同社は、他の州、イングランド、アイルランドでもデータ収集を継続します。
新しい Apple マップの車両位置情報には以下が含まれます。
- コロラド州 – デンバー
- フロリダ州 – エスカンビア郡(ペンサコーラ)
- アイダホ州 – エイダ郡(ボイシ)
- インディアナ州 – マリオン郡(インディアナポリス)
- ケンタッキー州 – ジェファーソン郡(ルイビル)
- メリーランド州 – ボルチモア
- ミネソタ州 – ヘネピン郡 (ミネアポリス)、ラムジー郡 (セントポール)
- ミシシッピ州 – ハリソン郡(ガルフポート)
- ニューメキシコ州 – サンタフェ
- オハイオ州 – ハミルトン郡(シンシナティ)
- オレゴン州 – レーン郡(ユージーン)、マリオン郡(セーラム)
- ペンシルベニア州 – フィラデルフィア
- サウスダコタ州 – ペニントン郡(ラピッドシティ)
- ワイオミング州 – ララミー郡(シャイアン)
Apple は、すでに調査が行われている州でもサービス提供範囲を拡大しており、これにはカリフォルニア州のフレズノ、カーンズ郡 (ベーカーズフィールド)、サンホアキン郡 (ストックトン)、スタニスラウス郡 (モデスト)、モントレー、サクラメント、ベンチュラ郡 (オックスナード)、ルイジアナ州のイーストバトンルージュ教区 (バトンルージュ)、テキサス州のベア郡 (サンアントニオ) およびハリス郡 (ヒューストン) が含まれます。
謎のバンとその真の目的については、数ヶ月にわたり様々な憶測が飛び交っていましたが、Appleは6月に、これらの車両がAppleマップの精度向上を目的とした社内マッピングプロジェクトのためにデータを収集していることを確認しました。バンに搭載された機器から判断すると、この「プロジェクト」はGoogleマップのストリートビューに匹敵する製品の開発を目的としている可能性が高いと考えられます。